−イスタンブール−

旅の始まりはトルコ・イスタンブール。ここで中央アジアのビザを取ってから飛行機で飛ぶという計画。絨毯屋を始め観光地化した町の喧噪には少々うんざりだが、売り子が入れ替わり立ち替わり乗り込んでくる昔ながらの雰囲気が漂う列車に乗って、イェシルキョイなどでマルマラ海を望み、真っ赤な夕日を見ればこの町の良さが分かるでしょう。

エミノニュ近辺−金角湾の向こう側の新市街にはガラタ塔が見える

新市街−小高い丘のてっぺんに経つガラタ塔。ここからは、海で新市街、旧市街、アジア側と3つに隔てられたイスタンブールの町が一望できる。
ガラタ橋のたもとで−名物のサバサンドを売る船。塩をたっぷりふって食べる。
ブルーモスク−6本あるミナレットが印象的なイスタンブールの象徴のようなモスク。モスクとは言ってもヨーロッパ的な華麗さが感じられる。

アヤソフィア−昔は教会として使われていた建物には、モスクとして使われていたにもかかわらずマリア像を始めいくつかのモザイク画が壁の下から出てくる。

イェニ・ジャミィ−イスタンブールのモスクにはこうしたステンドグラスがある場合が多い。色彩的にも華麗な印象のものが多い。
ハイダルパシャ駅−ボスポラス海峡を渡ったアジア側にあるネオゴシック様式の駅舎を持つ駅。終着駅という哀感が漂っていた。
ドルマバフチェ宮殿−西洋かぶれと言えなくもないが、ここの内装はため息が出そうになるほど。

トプカプ宮殿−華麗さではドルマバフチェに遠く及ばないが、世界各地からの献上品はトルコがアジアとヨーロッパの単なる接点ではなく世界の中心であることをうかがわせる。