ウズゲン。カラハン朝の古都の1つ。1990年ウズベク人とキルギス人の衝突で300人以上の死者を出したという街でもある。ちょっとかっこが爆発してしまったような女の子たちが「ハロ〜ん」とかしつこいので、どうせからかってるんだろうとか最初は無視していたが、結局案内してもらうことに。ウズゲンにはこの遺跡を見に来たのだが、他に良いところ無い?って聞いたら「この遺跡しかないよ。街も良くないし、人も良くない。」との答え。17歳って言ってたから当時は8歳ぐらい。そのころの彼女たちには、自分の住んでいる街の人たち同士の殺し合いはどのように映ったのだろうか。そしてどのような思いを今もっているのだろうか。それ以上深く聞くことはできなかったが、自分の住んでいる街をして人が良くないと言わしめるその状況は異常なことには間違いない。どことなく後ろ向きに生きているような印象の彼女たちだったが…… |