−上海−

会う人会う人に「あまり見所はないよ」と言われ、あまり期待せずに来た上海の町。ところがこれがなかなか面白い。一面では国際都市でありながら、その一方で昔ながらの町並みも残っている。路地裏を歩くと、軒先にアーケードのようにかけられた洗濯物のしずくがしたたり落ちてきたり、家の前にいすを並べてお年寄りの人たちが昼寝をしている。露店の雰囲気もちょっと他と違う。食べ物で言えば、まずお粥を食べない。朝は豆乳らしい。チベットでも通してきた「朝はお粥」、これが中国の文化だと思っていた。それが最後の最後でころっと覆される。やはり、中国は広い。そして、奥深い。

上海1
上海の路地裏−頭上には色とりどりの洗濯物が。
太極拳 朝の公園−太極拳をする人、瞑想している人、やはり中国の公園は面白い。
雑技団 上海雑技団−日本人ばっか。でも、思ったより楽しかった。

上海2
上海といえば、カニ。町の人も真剣に買っています。

あほです
あほ−日本に帰るときの僕の姿です。チベットで買ったチュパを着込んで、背中の特大ずた袋にはカシュガルで買ってしまった絨毯とバックパックが、手に持っているのは都合により上海で買ったトルファンワイン6本。入国審査と税関は無事滞りなく終わりました。