−成都−

北京から列車で37時間。風景の変わる速さは飽きるほどゆっくりで、大陸の広さを感じさせた。駅から降りるといきなり子供の物乞いに足をつかまれ、あたふたしていると、いきなり周囲の人が物乞いに殴りかかる。訳の分からない僕は野次馬に外につまみ出された。ここは、三国志で言う蜀の都。どうやら観光の町にしたいようだが、町自体は今ひとつつまらない。とりあえず、ラサに行く足を早く確保しよう。外国人に解放されているラサに行く主要なルートは成都から飛行機で入る方法、ゴルムドから陸路で入る方法の2通り。チベット自治区に入るには許可証が必要ということになっている。このおかげで、駅前にはああいった物乞い達がたくさんいる一方で、旅行会社の周りには外車がたくさん停まっていたりする。まぁ、それに荷担しているのも僕らですが、、、。

杜甫草堂
杜甫草堂−「地球の歩き方」の成都の見所の最初に書いてあったのがここ。ごみごみした庭園はいかにも中国っぽい。

武候祠
武候祠−三国志の英雄、劉備と諸葛亮を祀った廟。人形がたくさん並んでいるのはいいんだけど。

小吃城
四川料理−成都といえば、四川料理。ここの料理は結構おいしかった。ただし、陳麻婆豆腐をのぞく(笑)。