朝鮮旅行について

ほんとに行けるのか?等々、疑問に思う人もいなくは無いと思いますので、ご参考まで、つらつらと…。もっとも、朝鮮旅行を扱っている旅行会社のHPを見たほうが良いと思いますが。

・どうやったら行けますか?
日本の旅行会社でアレンジする、または中国の旅行会社で中国人に紛れてアレンジしてもらうかのどちらかじゃないでしょうか。ただ、今回北京に立ち寄ったときに、北京の案内の人に聞いたら、中国での朝鮮旅行には日本人は申し込めないと言っていました。

・安く行く方法は無いですか?
知りません。ただ、貴重な外貨収入をみすみす見過ごすとはあまり思えないので、難しいのでは?

・金日成バッジは手に入りますか?
入りません。ただ、朝鮮国内ではなく、中国の国境付近(丹東等)では、手に入るやに聞いたことがあります。また、外国人でも、一応正規のルートで金日成バッジを授与されることがあるらしいです。それ相応の努力が必要らしいですが。それでも、朝鮮労働党に入党するのは無理らしいです。

・現地のお金は手に入りますか?
基本的に手に入りません、全て外貨払いが基本です。米国が敵国だからかどうかは知りませんが、ユーロ表示が多いです。もちろん、そういう場合でも外貨が使えるお店であれば、円払いが可能です。たとえ、両替できたとしても、公定レートではそれ相応の金額になってしまうので…。

・自由行動はできますか?
できません。許されるとすれば、時間の合間にちょっと辺りを散歩でもといったくらいだと思います。

・写真は撮れますか?
基本的に自由です。軍事施設は×ですが、基本的に観光客の目に触れる所にそんなものはありません。一般の人は、あまり写真を撮られることに慣れていないと思います。子供にも逃げられるし。

・ガイドは警察関係者ですか?
知りません。一挙手一投足まで見られているか、というとそうでもないです。ただ、彼らは滞在中ずっと行動を共にするので、フレンドリーに接することが大事じゃないでしょうか。彼らも、反日感情の強い朝鮮で、日本人のために働いて収入を得ているわけで、それなりに悩みもあるようです。朝鮮旅行全般に言えることだと思いますが、相手を理解しようとする意思を見せることは重要だと思います。

・危ないですか?
国交が無く、政治的に微妙な関係にあることは事実です。ただ、治安は安定していると思いますし(あくまでも推測でしかありませんが)、内戦状態にある国に比べれば全然ましじゃないでしょうか。また、中央アジア等でありがちな、兵士や警察等の腐敗がどうしようもないという事態も、ガイドがいるのでとりあえず大丈夫です。

まぁ、使えないTipsだらけですが…。
結論から言えば、お金がかかるのはあきらめなさい。そして、おとなしくしていなさい、ということで。