飯もろくに食わずに歩き回った後は、ビザ受領のために領事館へ。領事館は休みだったが、そこはやっぱりツアーの力。前日に手続きを手配済みで、固く門の閉まった領事館の前に行くと、近所の店から領事館の人が。何故か日本語の話せる人だったが、ビザ代6,000円(7,000円だったかな?)お支払い。5日のビザにしては無茶な値段だが、いよいよ、かの国に行けるのかと思うと、否が応でも気分が高まる。北京は、入ったとたん空港は新しくなっているし、当たり前のように中国語で話しかけられる(前に来たときは、身なりや雰囲気で中国人と日本人の見分けは大体付いたものだが…。)し、建国門のあたりの市街地はガラス張りのビルが立ち並び、東京と変わらないように感じるところもある。そんな所にいる自分が、翌日には朝鮮入りしているかと思うと不思議な感じがする。果たして、そこはテレビ等で報じられている通りの国なのか、まったく実感はわかないが、いざ出発。