|
1.たとえ遠く離れてても・・・ 2.今でも・・・あなたが好きだから 3.Over And Over 4.Face The Change 5.Future World 6.For The Moment 7.All Along 8.Dear My Friend 9.Time Goes By 10.Looking Back On Your Love 11.Here And Everywhere 12.出逢った頃のように |
このアルバムを買おうと思ったのは、JALのCMで流れている「Over And Over」を聞いて、あの声は誰・・・?って思ったからで、レコード店にいってジャケットを見てみるとジェイ・グレイドン、トミー・ファンダーバーク、ジョセフ・ウィリアムス等々。まさしくSONGS FROM L.A.。TOTOやCHICAGOの人脈の人をはじめ、毎度おなじみのセッションプレイヤーの面々で盛りだくさん。そして、あの声がCHICAGOのジェイソン・シェフだったのね、というわけで早速購入。全体的な印象は、いかにも企画盤といったかんじで散漫な印象は否めないし、原曲の先入観があるのであまりに違う方向に持って行かれると僕は「面白い」という印象よりはどちらかというと違和感を感じがちなってしまうのだが、2と3はやっぱりいい。2はジェイ・グレイドン「らしさ」たっぷりで、トリッキーなフレーズから始まるギターソロもジェイ・グレイドンの存在感十分。3は原曲の印象を壊さずに、ジェイソン・シェフの張りのあるヴォーカルが存分に楽しめる。ホーンセクションとかも入っているあたりもいい感じだし。ラテンとかファンクとかそういうのにあまりぴんとこない僕のような人にとっては、マキシシングルの方で良かったかも。でも、ジェイソン・シェフは良いね。確かにピーター・セテラに似てる。ピーター・セテラの豪快さをちょっとマイルドにしたような感じで、歌い回しとかもどことなく似てるし。
(99.10.3)