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たまにはちょっとふらふらと(1)

たまには、ちょっと都会を離れて…。といたくありがちな発想で、先週の三連休に独りでぶらぶら長野県に行ってきました。どうせ三連休だし温泉宿みたいなところは一杯だろうということで、松本のビジネスホテルを拠点に上高地でも見てみますかと、とりあえず特急あずさの切符とガイドブックだけ買って松本に向かいました。

1日目は、午後から出発したこともあって、とりあえず松本市内をぶらぶらして、バスで20分ほどの浅間温泉に足をのばして終了。

松本城。なんか、小学生の頃に城のプラモデルとか作っていたのを思い出してしまいました。5重6階というわりには、意外に小さく見えたのですが、黒壁の重厚感がよろしいですな。ただ、あいにくの曇天であまり映えていないのが残念。

まぁ、そんな時はうまいもんでも食っとけ、というわけで、明治16年創業の馬肉料理の三河屋さん。独りでも桜なべが食べれるのが良いですね。2泊3日の間、結局毎日松本まで戻ってきてたので、食事は結構色々食べれました。新蕎麦の時期で、そばももちろん良いんだけど、味噌田楽とかも良かったです。

で、2日目。
途中紅葉を見ながら、乗鞍で雲の上の世界に…、なんて目論んでいたら、ものすごいガス。乗鞍に行くまでのバスは、渓谷の中を徐々に上っていくにつれて木々が色づいていく様が印象的で良かったんだけど、平湯から先は完全にダメ。

それでも、3時間くらい歩いていれば、雲の切れ間に入るかもしれないしというわけで、剣が峰まで1時間30分。独り雨に打たれながら、俺って自虐的…と思いつつ登ってきました。(こんな格好していますが、履いている靴はふつーのスニーカー。高尾山気分でお手軽に登れる3,000m峰も、この天気じゃ拷問です。)

そんな時は、やっぱり温泉。奥飛騨の新穂高温泉です。「野趣あふれる」という枕詞にはめっぽう弱いです。ただ、橋の上から衆人環視の中はいるのはちょっと落ち着かないかも。これ以上、近くで撮るとわいせつ物陳列罪に問われそうなんで、とりあえず遠くから。川と木々に囲まれて、まあ良い感じでした。大きい湯船のほうも良いけど、川べりにある一人用の湯船(?)もなかなかおつですね。ちょっとぬるめなんで、ついつい長風呂してしまいました。着替えるための小屋もあるんだけど、何故かみなさん外で着替えているんですよね。まぁ、外の目の付くところに荷物を置いておいた方が、あさられる心配が少ないのかもしれないですが。

(03.10.19)