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YNGWIE MALMSTEEN / Live at Budokan

-Opening-
Toccata
Never Die
Bedroom Eyes
Rising Force
Bad Blood
Forever One
-Interview 1-
Pyramid of Cheops
-Drum solo-
Seventh Sign
-Guitar solo-
-Interview 2-
You Don't Remember, I'll Never Forget
-Keyboard solo-
Brothers
Crash And Burn
Heaven Tonight
-Interview 3-
Black Star
I'll See The Light Tonight
Forever One (bonus clip)

秋葉原で1000円で転がってたので、ついつい買ってしまいました。94年のSEVENTH SIGNツアーの音源。この時のツアーの模様はWOWOWでも放映されてましたね。「ブドカン」、「ブドカン」とつぶやきながら、いつの間にかどっかに行ってしまった2代目嫁さん(結婚はしてないんだっけ?まぁ、自分とストラト以外はとっかえひっかえだわね、この人は。)と一緒にご機嫌よろしく武道館に入っていくという、お約束通りどうでもいい映像から入って、会場カメラに移るとトッカータから「Never Die」へ。会場にいたら大騒ぎもんですね。とりあえず、押さえるところは押さえるべくしてかっこいい。どんなに2重あごでも、パンツが破れそうなくらいパッツンパッツンでも、ヴォーカルのマイク・ヴェセーラが???な出で立ちであっても。しかし、マイクの格好はねぇ、「GOLD GYM」とでも書いてそうなスパッツに、タンクトップ、白いスニーカー。その上にこれがあるから何とか体面を保ってる革ジャン。でもって、付けひげ?ふざけんな。どっちにしても、僕はマイク・ヴェセーラの下品な声はどうも嫌いなんでどうでもいいのですが。でも、アンコールででてきたときにその革ジャンすらなくなって、ジム帰りのただのおやじと化してた時には、もうヘナヘナ。
そんなことはほんとにどうでもいいのですが、どうもこのビデオは今一つ。選曲も「Far Beyond The Sun」はないし(毎回入れてたらきりがないといえばそうではあるが)、曲間はほとんど繋がってないし、おかげにさらにどうでもいいインタビューが間に挟んであるもんだから、流れがあったもんじゃない。そんなに入れなくて良いじゃんっていう感じの「ジミヘン」風の楽曲が3曲も入ってるし。「Bedroom Eyes」はちょっと意外な選曲だけど、ヨラン・エドマン時の曲ならもっと良いのがたくさんあるのに、、、。
苦言はたくさんありますが、さっきも書いたように決めるところはコンスタントに決める。それがイングヴェイのいいところだね。たとえ太っても動きは軽快だし、ギターは回す、回す。そんでもってスモークたいてるところで片膝ついてピロピロやられた日にはもうかっこよすぎ。あいかわらず、これでもか、これでもかといわんばかりに全身全霊でひきまくって(いるかのような)パフォーマンス。アルバム通りにただなぞって弾いて「ハイ、おしまい」というのとは根本的に違います。アツイです。どれを聞いてもまったく同じプレイというのは一つもない。それでいてどれを聞いても一聴してイングヴェイと知らしめる強烈なインパクト。そして、マッツ・オラウソンのキーボードが光ってましたね。イングヴェイの音楽の雰囲気作りにはこの人は欠かせません。
でも、やっぱりライブビデオとしてはレニングラードの方がいいな。まぁ、1000円だったから。

(00.12.11)